Hatena::Groupmanabitudukeru

furu-t 学び続ける日々

2013-01-10

[]主体性とは?③

前回は私の勝手な思いつきで横道(本道??)にそれてしまいました。

話を引き戻したいと思います。

「学びの主体性の測り方」

簡単にいうと、

子ども達が学びの主人公になっているって、なにをもってわかるんだい?」

ということですね。

それは「アウトプット」している時間で測ることができます(キリッ!)

ここまで前回にもお話しましたよね?

それでは今日はこの「アウトプット」ということについて考えていきたいと思いますね。


アウトプットとは何か

アウトプットのパーツを3つ書きますね。

A:聴く

B:話す

C:書く


この「A+B+C」の時間が45分(中学校では50分ですね)に近づいていれば

子ども達が学びの主人公になっている」

と言えると思います。


「そんなの当たり前じゃん!」

と思ったそこのあなた!(コラッ!)

これは実はかなり難しいのですよ!(笑)


条件があります。

それは

Bの「聴く」

ということと

Cの「書く」

ということについてです。


Bは

「聞く」ではありませんよ。

「聴く」ですよ。

ちなみに「聞く」と「聴く」の違いはわかりますか?


漢字を見ればわかりますよね?

「聞く」という漢字には「耳」という漢字しか入っていません。

それに対して

「聴く」という感じには「耳」と「目」と「心」が入っていますよね?

「耳」と「目」と「心」を「十」分に使ってきくことが「聴く」ということなんです。

「へえ〜。」

「ふ〜ん。」

なんてなんとなく聞いているのは「聴く」とは言えないのです。


なんとなく「聞いている」場合はこれを「聴いた」時間としてはカウントされませんよ。

これを考えると、自分は子ども達に話を「聴」かせることができているか?を問うようになりますね。


続いてCの「書く」ということについてです。

これは「子ども達が文字を書いている時間」です。

教師が「書こう」といっても、鉛筆がとまって戸惑っている場合はその時間はカウントされません。

「今日はこの作文を45分書きますよ〜!」

と言って

「45分アウトプットをする時間を確保したゼ!」

なんて考えるのは早いです

子ども達をよく見てくださいね。


45分間止まらずに、すらすら書いているならばオッケーです!

でも鉛筆が止まっていて、「ボーッ」としていたらノーカウントです(笑)



さて、ここまで書いてきて、A+B+Cを45分に近づけていくことがどこまでハードルの高いことか?がわかりますよね?


恥を承知で若かりし時のことを書きます。

「俺は子ども達を主人公にした授業をしているぜ!」

なんて調子に乗っていた自分の当時の授業を振り返ると…?


まずは「聴く」ということについて。


教師による導入。

教師の発問と挙手発表による繋ぎの時間。

子ども達は、授業の始めは集中しています。

でも、子ども達の「きく」のレベルは時間と共に下がり始めました。


はじめの5分程度は大半の子は「聴く」ことができているんですよね。


でも、しだいに「聞く」子が増えていき、「聞いている?」へと変化していくんです。


「聴く」ことができていたのはトータルで何分でしょうね??


次に話すということについて。

一斉授業の形式だと、子ども達の話す時間はぐっと減りますね。

子ども達が挙手して、それを教師が指名し、繋いでいく形式の授業。

子ども達が言葉を発する時間を数えてみましょう。


45分。一分は60秒なので。

え〜と。

つまり、一時間の授業は2700秒あるってことですよね。

その中で子ども達が立って言葉を発する時間は5秒程度から長くても60秒程度ぐらいですかね?

挙手をしなければ、0秒ということもあるでしょうね。

グループ活動や意見交換の時間をとっても、黙りこくって話さない子もいますもんね。


そう考えると自分の考えを話し続けるというのはかなりハードルが高いことだということがわかりますね。



最後に書くということについて。


「さあ、自分の考えを書いてみて」


と教師が言った後、子ども達が文字を書いている時間はトータルどれぐらいかな?


書き終わって時間をもてあましてはいないかな?

書き続けられる子はごく一部でしたねぇ…。(汗)


過去の自分の授業を思い出してABCのトータル時間を出してみますね。


A:聴いていた時間→10分(そんなにいっていたかな?)

B:話していた時間→1分(そんなにいっていたかな?)

C:書いていた時間→5分(そんなにいっていたかな?)

おまけをしても、トータル16分…。

これで「子どもが主人公!」なんて調子にのっていた私でございます。(はい。笑ってやってください!)




長くなってしまいましたが、

この「子ども達のアウトプットの時間が長い授業」というのが「主体性」の高い授業です。

良い授業は皆、「主体性」が高いです。

だから、子ども達が「生き生き」「伸び伸び」しているのですよね?

はぁ。疲れた…。

こんダラダラ文をお読みいただいた方。

ありがとうございます。

一休みして、次は「連続性」に切り込んで行きます!!